家づくりのおはなし 鉄骨

さて、あなたの家づくりにおいて大事な情報part3
建物の構造の持つ特徴、メリット・デメリットを載せていきますね
建物の構造とは?
ご存じかと思いますが、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造などがあります
三回目の今回は「鉄骨造」
平成27年度沖縄でのシェアは比率で言いますと6パーセントほどとなっています
大型店舗や施設、まあコンビニもこの鉄骨造にあたりますね
住宅でお考えの方は少ないですね
鉄骨造のイメージ・特徴
「steel」鋼鉄の略でS造とも呼ばれている構造です
骨組みに鉄骨を使用して建てられるものをいいます
一般の方がイメージする鉄骨造とは
プレハブをイメージする方が多いのではないでしょうか
わかりやすく言えば、サンエーやイオン等大型施設はほとんど鉄骨です
鉄骨造は木造と鉄筋コンクリート造の中間にあたる工法で
工期は鉄筋コンクリート造に比べると比較的短いです
地震には建物が揺れることで力を逃がし、倒壊を防ぐ構造になっています
また、鉄骨造には軽量鉄骨を使ったものと重量鉄骨を使ったものがあります
軽量鉄骨とは厚さが6mm未満の鋼材で、鉄板を曲げて作ったものです
ハウスメーカーの鉄骨の家と言えば、軽量鉄骨造が圧倒的に多くなります
重量鉄骨とは、厚さ6mm以上(一般的には9mmや12mm)の鋼材を使用します
柱と柱の間隔が広く取れるので、広い空間をとることができます

鉄骨造(S造)住宅のメリット・デメリット
メリット
使用される部材が工場生産されているので品質が一定
耐久性や耐震性に優れている
軽量鉄骨造の場合、基礎工事が木造と同程度で済み、工期が短くてすむ
大空間の設計が容易
重量鉄骨造の場合、間取りや開口部のとり方に制約が少なく
敷地の広さや形状にも柔軟に対応できる
デメリット
ここからは、建築屋さんがあまり語らないところですので
鉄骨のしなりによる揺れや振動が大きい
やはりしなりや揺れの大きさで敬遠されることがあります
断熱性には難がある
断熱をきちんと施さないといけません
夏は暑く冬は寒いという欠点があるため
エアコンなどのランニングコストはかかります
風通しや木の風合い、沖縄らしい昔からの住み心地が良い!
と感じる人には向かない可能性が高いでしょう
錆に弱い
鉄骨という部材は錆びやすいので錆び止め塗装をしたり
耐火被覆を施してあるので錆び難くなるような対策はしています
長期悪影響(湿気等)にさらされると錆びます
そして、錆び始めると特に沖縄(塩害)は加速度的に錆びていきます
その場合は設計耐力を低下させていると考えて下さい
鉄骨は火に弱い
鉄骨造は火災に強いという特別な理由はありません
鉄自体が火にあぶられると、鉄は強度が落ちます
その後構造体として使用する事はできません
外壁に耐火性の強いALC版(発砲コンクリート版)を張ったからといっても
外部からの火災には役立ちますが、内部で発生した火災には役立ちません
鉄骨に耐火性を持たせるには「耐火被覆」が必要となります
法定耐用年数が軽量鉄骨19年から25年、重量鉄骨34年と大きい差があります
違いは鉄骨材の厚みの違いです
実際には軽量鉄骨も重量鉄骨も法定耐用年数以上に使えますが
重量鉄骨造にも欠点はあります、家の重量を数本の柱で支える為
柱にかかる重さは大きな物になり、そのため基礎は大きくなります
木造住宅・軽量鉄骨の比ではありません、地盤が悪ければ地盤改良や杭も必要になり
建設費があがる原因となります
ただ、家を財産ととらえ長い目で見た時、堅固な地盤の上に丈夫な基礎は必要です
両者の違いは非常に大きく影響します
あなたもじっくりお考えになられて
良い家づくりを楽しみましょう。。。
そして、良い建築業者に出会えますように…
美来創建
横田 直也
090-8769-8197
建物の構造の持つ特徴、メリット・デメリットを載せていきますね
建物の構造とは?
ご存じかと思いますが、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造などがあります
三回目の今回は「鉄骨造」
平成27年度沖縄でのシェアは比率で言いますと6パーセントほどとなっています
大型店舗や施設、まあコンビニもこの鉄骨造にあたりますね
住宅でお考えの方は少ないですね
鉄骨造のイメージ・特徴
「steel」鋼鉄の略でS造とも呼ばれている構造です
骨組みに鉄骨を使用して建てられるものをいいます
一般の方がイメージする鉄骨造とは
プレハブをイメージする方が多いのではないでしょうか
わかりやすく言えば、サンエーやイオン等大型施設はほとんど鉄骨です
鉄骨造は木造と鉄筋コンクリート造の中間にあたる工法で
工期は鉄筋コンクリート造に比べると比較的短いです
地震には建物が揺れることで力を逃がし、倒壊を防ぐ構造になっています
また、鉄骨造には軽量鉄骨を使ったものと重量鉄骨を使ったものがあります
軽量鉄骨とは厚さが6mm未満の鋼材で、鉄板を曲げて作ったものです
ハウスメーカーの鉄骨の家と言えば、軽量鉄骨造が圧倒的に多くなります
重量鉄骨とは、厚さ6mm以上(一般的には9mmや12mm)の鋼材を使用します
柱と柱の間隔が広く取れるので、広い空間をとることができます

鉄骨造(S造)住宅のメリット・デメリット
メリット
使用される部材が工場生産されているので品質が一定
耐久性や耐震性に優れている
軽量鉄骨造の場合、基礎工事が木造と同程度で済み、工期が短くてすむ
大空間の設計が容易
重量鉄骨造の場合、間取りや開口部のとり方に制約が少なく
敷地の広さや形状にも柔軟に対応できる
デメリット
ここからは、建築屋さんがあまり語らないところですので
鉄骨のしなりによる揺れや振動が大きい
やはりしなりや揺れの大きさで敬遠されることがあります
断熱性には難がある
断熱をきちんと施さないといけません
夏は暑く冬は寒いという欠点があるため
エアコンなどのランニングコストはかかります
風通しや木の風合い、沖縄らしい昔からの住み心地が良い!
と感じる人には向かない可能性が高いでしょう
錆に弱い
鉄骨という部材は錆びやすいので錆び止め塗装をしたり
耐火被覆を施してあるので錆び難くなるような対策はしています
長期悪影響(湿気等)にさらされると錆びます
そして、錆び始めると特に沖縄(塩害)は加速度的に錆びていきます
その場合は設計耐力を低下させていると考えて下さい
鉄骨は火に弱い
鉄骨造は火災に強いという特別な理由はありません
鉄自体が火にあぶられると、鉄は強度が落ちます
その後構造体として使用する事はできません
外壁に耐火性の強いALC版(発砲コンクリート版)を張ったからといっても
外部からの火災には役立ちますが、内部で発生した火災には役立ちません
鉄骨に耐火性を持たせるには「耐火被覆」が必要となります
法定耐用年数が軽量鉄骨19年から25年、重量鉄骨34年と大きい差があります
違いは鉄骨材の厚みの違いです
実際には軽量鉄骨も重量鉄骨も法定耐用年数以上に使えますが
重量鉄骨造にも欠点はあります、家の重量を数本の柱で支える為
柱にかかる重さは大きな物になり、そのため基礎は大きくなります
木造住宅・軽量鉄骨の比ではありません、地盤が悪ければ地盤改良や杭も必要になり
建設費があがる原因となります
ただ、家を財産ととらえ長い目で見た時、堅固な地盤の上に丈夫な基礎は必要です
両者の違いは非常に大きく影響します
あなたもじっくりお考えになられて
良い家づくりを楽しみましょう。。。
そして、良い建築業者に出会えますように…
美来創建
横田 直也
090-8769-8197